ニューボーンフォトに関する記事

[保存版]本物のニューボーンフォトとは?|海外におけるニューボーンフォトグラフィーの定義

今では、「ニューボーンフォト」という言葉がフォトグラファーの方々だけではなく、一般の方にもに浸透しつつあることを実感しています。

6年前に「ニューボーンフォト」のことを話そうとしても、9割の方が「ニューボーン?フォト?それって何?」って聞き返してくる状況でした。当時の私のお客様でニューボーンフォトを元々ご存知だった方は、海外在住経験があったり、海外情報に精通されている方に限定されていました。

ここ1、2年で、日本でもニューボーンフォトが浸透し始め、ニューボーンフォトという言葉が一般的な言葉になりつつあることをとても嬉しく思います。

でもその反面、海外における「ニューボーンフォト」という写真ジャンルが、少し歪められた定義(もしくは何の定義づけされないまま)で、日本において理解されていることを感じています。

今回は、私が海外で学んだり、海外のニューボーンフォトグラファーからの情報を収集するなかで得た知識をもとに、海外で定義づけられているNewborn Photography(ニューボーンフォト)について、説明したいと思います。

 

ニューボーンフォトには大きく分けて2種類ある。

ニューボーンフォト(Newborn Photography )は直訳のとおり、新生児写真のことを指しますが、ニューボーンフォトは2種類のタイプがあると言われています。

■ Newborn Photography (Posed Newborn Photography)

■ Lifestyle Newborn Photography

 

海外では、上記Newborn Photography(Posed Newborn Photography)とLifestyle Photographyのジャンルにはっきりと区別されています。

Newborn Photography(ニューボーンフォトグラフィー)は、赤ちゃんのポージングを行う

Posed Newborn Photography(ポーズド・ニューボーンフォトグラフィー)のことを指します。

世界でもPosed Newborn Photographyの方が一般的に浸透していますので、こちらを皆さんNewborn Photographyと呼んでいます。

一方、Lifestyle Newborn Photography(ライフスタイル・ニューボーンフォトグラフィー)は、より自然体で生活に密着したもので、場合によってはドキュメンタリー要素をも含んでいる新生児の写真ジャンルのことを指しています。

一昨年私が参加したオーストラリアのBaby Summit(※1)では、二つのジャンルは、明確に区別されています。それぞれの分野で第一線で活躍している写真家により2種類の講座が開講されていました。

 

(※1)Baby Summit :オーストラリアとアメリカで毎年開催されているニューボーンフォトのサミット。毎年数百人のフォトグラファーが参加し、ニューボンフォトの世界的な写真家の方々から、ニューボーンフォトの安全やポージング、レタッチ、マーケティング、ビジネスのことをみっちり3日間学ぶ、世界で一番大きなニューボーンフォト関連のサミットです。

 

2種類のニューボーンフォトについて、もう少し詳しく説明しますね。

■ Newborn Photography (Posed Newborn Photography)

海外で呼ばれているニューボーンフォトグラフィー(ポーズド・ニューボーンフォトグラフィー)は、写真家のアート性がより重視されているジャンルで、フォトグラファーの技術や安全への知識、そして経験が問われる分野と言われています。

つまり、ニューボーンフォトは、写真家の意図したポーズや構図を小道具や小物を使用して撮影する新生児写真のことを指します。

一番の特徴は、胎内にいたときの丸みを帯びた独特な身体の形状を再現している点にあります。まだ生後週数があまり経っていない新生児は、体内姿勢を記憶しているため、その限定された時期にしか撮れない神秘的な姿を表現できるのです。基本的には、スヤスヤと眠っている間にポージングをします。

新生児撮影における安全面を含めた専門的な知識とポージング技術が問われ、どのくらいの赤ちゃんを撮影したかの経験も、作品レベルに反映される分野と言われています。またアートの表現方法の一部である、写真家のレタッチ技術も問われる分野とも言われています。

■ Lifestyle Newborn Photography

Lifestyle Newborn Photography(ライフスタイル・ニューボーンフォトグラフィー)は、作り込んだポージングはせず、赤ちゃんのより自然体の姿を撮影したジャンルを指します。海外では、ニューボーンフォトをスタジオで撮影することが主流ですが、ライフスタイルの場合はお客様のご自宅で撮影する場合がほとんどです。ポージングしたり小道具を使用したりせず、ご自宅のベッドルームや子供部屋、リビング等で、普段使っているもので撮影します。ご家族や自宅の雰囲気が前面に出てくるストーリー性のある写真が多いです。ライフスタイルの写真も、細分化するとドキュメンタリー要素の強い写真も含まれるのかもしれません。

ライフスタイルの醍醐味は、ご家族が赤ちゃんを囲んだ幸福に包まれた空気感を汲み取った写真を残すことができることだと思います。ライフスタイルで有名なフォトグラファーの写真を拝見すると、自然体の写真とはいえ、単なるスナップ写真の延長とは一線を画す、ストーリーやコンセプトがしっかりと伝わる芸術性の高い写真がみられます。

 

世界のニューボーンフォトグラファー

ニューボーンフォトが欧米で浸透し始めてから10年〜15年位くらい、日本においてニューボーンフォトが出始めてから、5、6年くらいでしょうか。

でも、そもそも、このNewborn Photographyのジャンルの第一人者は誰なのか?という質問を頂いたことがありますが、Newborn Photographyの歴史においてこの写真家抜きでは語れないという方が一人いらっしゃいます。

それは、写真家のAnne Geddes(※2)だと思います。

20年程前から新生児や乳児たちを合成やレタッチを駆使してミツバチやコアラ、時にはお花などの動植物の姿に変身させ、その可愛い姿を写し出した写真が瞬く間に人気となり、本やカレンダーなど出版されニューボーンフォトの存在が一般層に浸透していきました。

実際に私のお客様の中でも何人もの方から、Anne Gedesの写真を目にしたのをきっかけに、ニューボーンフォトを学生時代から身近に感じていたというお話しを聞いています。留学経験など海外在住経験がある方々より、お友達やホストファミリーの家にAnne Gedesのカレンダーが飾られていたとか本屋さんでカレンダーが並んでいたということを聞いています。

(※2)Anne Gedes

http://www.annegeddes.com/

https://en.wikipedia.org/wiki/Anne_Geddes

現在活躍する海外のニューボーンフォトグラファー

現在のNewborn Photography分野において、世界的に活躍している写真家さんの多くは、2005年〜2008年辺りからニューボーンフォト活動を始められ、何年もかけて経験と実績を積まれてご自身の作品レベルを向上させてきた方たちばかりです。この方達が始められたときは、体系立てて教える写真家が殆どいらっしゃらなかったため、試行錯誤しながらそれぞれがニューボーンフォトに取り組んでいたと聞いています。

このトップ・ニューボーンフォトグラファーの方達が、世界中のフォトグラファー向けにワークショップを開いたり、オンライン講座を開講しているおかげで、私もニューボーンフォトを学べました。私のように大きな恩恵を受けているフォトグラファーは世界にはたくさんいるのではないでしょうか?

素晴らしい作品を撮っているニューボーンフォトグラファーがたくさんいらっしゃいますが、私が特に影響を受けた方々をご紹介いたします。

LanaBellさんのオンライン講座を受けたことがニューボーンフォトを始めるきっかけとなりました。Newborn Photography (Posed)の第一線で活躍していた彼女が、第2子のご出産をきっかけに、ガラッとコンセプトを変え、フィルムカメラを一本持って撮影するライフスタイルニューボーンフォトグラファーに転身してます。そのライフスタイルフォトの作品も素晴らしく、一昨年のベビーサミットでも多くの参加者の方が彼女のワークショップに参加していました。

私が一番インスピレーションを受けているフォトグラファーです。ポージングからスタイリング、色の使い方まで全てが完璧だと思っています(笑)。彼女からニューボーンフォト学びたくて一昨年のベビーサミットに参加、昨年も日本で行われたワークショップも受講しました。ビジネス面でもとても参考になる話しをして下さって尊敬するフォトグラファーの一人です。

ニューボーンフォトグラファーの中でもキャリアが長い方で、ニューボーンフォトに関する本も出版されています。その本をバイブルのように何度も繰り返し読み、活動を始めた当初は、彼女の本が私の心のよりどころでした。Robinさんの写真は、白を基調としたシンプルな写真なのですが、シンプルだからこそ愛情と温かみが心に広がる写真が撮れるんだということを学びました。

誰でも知っている一番有名なフォトグラファーといえばKellyさんなのではないでしょうか。ニューボーンフォトグラファーとしての実力はさることながら、フォトグラファー教育にも力を入れ、Baby Summitを2015年より毎年主催したり、オンライン受講できるコースでも教えています。彼女のコースはいくつか受講していまして、安全なニューボーンフォトに関する講座では特に多くのことを学べました。現在でも分からないことがあると彼女の講座の内容を何度も聴き返して確認することがあります。

  • Kelly Tyden & Tracy Raver  

10年以上前から活動しているポーズドニューボーンフォトグラフィーを世に広めた双子姉妹のフォトグラファーです。現在どのように活動されているかは調べていないのですが、2010年頃に出版された本Sleeping Beautiesが、アメリカやオーストラリアのニューボーンフォト流行の火付け役になったと聞いていますので、ここでも紹介させていただきます。

 

 

まとめ

以上、2種類のニューボーンフォトについてと海外で活躍されているニューボーンフォトグラファーの説明しましたが、海外の代表的なニューボーンフォトの共通することは、それぞれの写真家のコンセプトやスタイルが確立されていて、アート性や芸術性が高いことだと思います。むろん、芸術性やアート性が高いかは、写真を観る人の感じ方によって異なってきますが…。

日本で認識されている「ニューボーンフォト」は、一般の方が撮影されるスナップ写真の新生児写真までもがニューボーンフォトの言葉に包括されているような風潮になっていますが、海外で認知されているニューボーンフォトグラフィー(Newborn Photography)の定義をきちんと理解し、海外のニューボーンフォトグラファーを知って頂くことで、ニューボーンフォトを新たな視点から見ていただけたら幸いです。

 

(注)こちらに掲載しました文章や内容などの無断使用および転載はご遠慮いただいております。記事の引用・リンクの貼付に関してはご連絡(こちらより)をいただきますよう宜しくお願いいたします。

 

ニューボーンフォトのポージング|手はパー?手はグー?

ニューボーンフォトのポージング基本

ニューボーンフォトのポージング

ニューボーンフォトは、赤ちゃんがスヤスヤ眠っている写真がほとんどなので、

眠っているせいか、うつ伏せにしたり仰向けにしたりするポージングも

簡単にできるように思われがちです(少なくとも私はそう思っていました!)

 

ところが、初めてポージングを試みると、

実際に新生児の赤ちゃんをうつ伏せにすれば、

足がピョンと外に出たり、背中が反ってなかなかまん丸の形になりません(^^;;)

憧れの海外の写真家さんのニューボーンフォトとはまるで違う絵柄になり

全然できないことに愕然としたのを覚えています。

 

ニューボーンフォトにおいては、何よりもポージングの基本を学ぶことと、

ポージングの経験を積んでゆくなかで、技術のレベルを上げていくことが

大切になってきます。

 

ニューボーンフォトの基本「手はパー。」

ニューボーンフォトのポージングを習うとき、「赤ちゃんの手はパーにして指を揃えること

と教えられます。

つまりは、手は握られていない状態にする方が正解だということです。

うつ伏せのときは手はほっぺの下

仰向けのときは、胸元やお腹あたりに手がくるようにポージングをします。

その理由は主に以下の二点が挙げられます。

①赤ちゃんが良い感じに脱力して、スヤスヤと気持ち良さそうに眠っているように見えるから。

②写真に小さな指も写るから。

 ニューボーンフォトのうつぶせポージング基本

仰向けフォト手はパー

でも、ニューボーンフォトに正解ってあるの?

ニューボーンフォトにおいて、基本ポーズを習得するのは、とっても大切です。

ワークショップで教えるときもポージングの基本を忠実にお伝えしたいと思っています。

ただ、実際にニューボーンフォトを撮影する状況にいると分かると思いますが、

赤ちゃんがどうしてもグーが寝心地がいいということもありますし、

さっきまでパーにできたのに、今後はグーしかできなくなった

なんていう状況はいっぱいあります。

 

大人の寝心地が良い姿勢があるように、

赤ちゃんも、そのときどきによって

寝心地の良い悪いがあるんだと思います^^;

 

ママさんたちに

「手が、グーかパー、どちらが好きですか?」

と聞くことがあります。

「聞かれるまで、こだわったことがなかったです!どっちも可愛いな〜♡」

とお答えになる方がほとんどです。

 

どちらかというとパーかな?って答える方もいらっしゃれば、

 

普段パーにしてる姿は見たことがないので、いつもの自然な感じのグーが良いと

おっしゃるかたも沢山いらっしゃいます。

 

基本ポーズを忠実に再現しなければとこだわるのは、意外と撮る側の問題で、

ご家族の方は全然こだわっていないこともあるのです(笑)。

 

臨機応変に、全体像を見ながら撮影したい。

 

やはりニューボーンフォトは、生まれて間もない期間の、一生に一度しか撮影できない

貴重な撮影になります(そういう意味では結婚の撮影と一緒かもしれません)。

なので、出来るかぎり多様なカットを撮れるように、構図やパターンも工夫しなければなりません。

そんな中で、手をパーにしないからというだけの理由で、長い時間粘って、

他の構図が撮影できなくなるのは、本末転倒。

細心の注意を図りながら、丁寧な仕事をすることを常日頃から心がけていますが、

一方、一つのポーズがこうあらねばならないというこだわりを勝手に持ち過ぎて

総合的な撮影がおろそかになることは絶対に避けなければなりません。

丁寧に撮影することに基づきながら、両方の折り合いをつけて、バランスを取り、

お客様に満足していただけるような作品をお届けするというのが、

私のように一人で活動している人間にとって

一番大切なことになってくるのではと思っています。

 

改めてこうして写真を並べても、

私は手がパーでもグーでもどちらも可愛い!と思ってしまいます^^ !!

ニューボーンフォト手はグーだけど可愛すぎる! フォトピア作品レースニューボーンフォト|手はグー。可愛いすぎるポーズ!

 

ニューボーンフォトあおむけのポーズ

 

ニューボーンフォト専門写真家

フォトピア 飯田聡子

Fotopia Photography 

http://www.newbornphoto.info/

 

アートとしてのニューボーンフォト

アートなニューボーンフォト

そもそも写真とは?

Photographyって、もともとラテン語では、「光の絵」という意味で、

絵画の技法を学ぶものとしてPhotographyが発展してきました。

日本語でPhotographyのことを『「写真」=真実を写す』と言いますが、

これは誤訳であったと考えてもいいのではないでしょうか。

真実を写すものすべてが写真ではありませんよね。

撮っているものの被写体への想いや世界観を表現するものでもあるのです。

ニューボーンフォトをアートに

ニューボーンフォトをポートレートアートとしてご自宅に飾ることができるように

一枚一枚丁寧に撮影して編集しています♪

 

東京ニューボーンフォト

あれれ?!どうした〜?!怖い夢でも見たのかな?

ニューボーンフォトピンク

 

と、思ったのもつかの間ww

 

ワンちゃんを抱っこしたら、すぐにまたスヤスヤと眠りにすきました(笑)。

 

ニューボーンフォトピンク小物

 

ニューボーンフォトピンク小物

ニューボーンフォトピンク小物

 

ママの抱っこが一番だね♪

微笑んでいました♡

 

ニューボーンフォト|ママとのショット

ニューボーンフォト|ママとのショット

 

ニューボーンフォト@東京|女の子の撮影

 

ニューボーンフォト|フォトピア

先日ニューボーンフォトの撮影させて頂いた生後2週間の女の子です☆

撮影中、ママさんもおばあちゃまも、目を細めて

終始可愛いとおっしゃっていました。

 

赤ちゃんのご誕生をお祝いしながら、

そして健やかなるご成長をお祈りしながら

シャッターを切りました♡

 

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ニューボーンフォトをカタチにするということ。

こちらのイケメン兄弟のお写真を納品し、フォトアルバムのデザインも完成して昨日発注しました✨

またベッドルームに作品を額装されたいとのご相談も頂きまして、
サイズや額縁の種類などをお客様と一緒に考えるのもとても楽しく嬉しく思っています。

メールのやりとりの中で、
「写真を見ていると時間を忘れてしまいますね。本当に撮影していただいて良かったです。我が家の一生の宝です。」
とおっしゃっていただきました。これ以上の言葉はないくらい嬉しいです✨

写真は、『撮る側の被写体への想いを伝えるものだ』と、写真の師匠である神島美明先生に一番最初に教わりました。

赤ちゃんと私。赤ちゃんのご家族と私。
この一期一会のご縁が、私の撮影する原動力のすべてです。

デジタル写真が主流になっている現代で、奇跡としか思えない素晴らしい国内外の写真を
数秒の間でスクロールしている自分に、正直とても違和感を感じています。

誰かにとっては、かけがえのない1枚の写真。

それぞれの写真の重みを肌で感じたいと枯渇感にも似た気持ちがいつも心のどこかにあります。

写真をカタチにしてはじめて、その写真に触れて、感じて、人と語ることができます。

それが本来の写真のカタチだと、私は信じて活動しています。

今年も一期一会を大切にしながら、丁寧に活動したいと思います☆

ニューボーンフォトの兄弟

ニューボーンフォト頬杖ポーズ

ニューボーンフォトのうつ伏せポーズ

うさちゃんニット

ニューボーンフォトダルマちゃんポーズ

モノクロショット

手足のパーツ写真