フォトピア第10回ニューボーンフォト・グループワークショップ

一昨日、昨日と2日間開催の第10回ニューボーンフォト・グループワークショップが、無事に終了しました!

写真に写っている可愛い男の子は、受講生さんの甥っ子ちゃんですモデルになってくださったご家族のご協力のおかげでワークショップを実現できました。本当に感謝の気持ちでいっぱいです。

今回のワークショップも応募人数が定員を大幅に超え、抽選となりました。参加してくださった方の中にも何度も応募してようやく当選したという方が何人かいらっしゃいました。
両日共に、皆様の学ばれたいという熱意がビンビン伝わってきて、私も呼応するように、アレもコレもと溢れんばかりお伝えしました 笑。

私がワークショップを通してお伝えしたい想いを少し書かせてください☺️

ニューボーンフォトは、安全面やポージング技術、レタッチ技術など基礎をまず習得することがとても大切です。でも、私のワークショップを受けてくださったフォトグラファーさんたちには、単に技術と知識を学ぶだけではなくもっとその先にあるものを目指して頂きたいと思っています。

講座内容に、コンセプトづくりやブランディングマーケティングの内容を盛り込んでいるのはそのためです。

写真とは、撮る者の「被写体への想いを伝える」もの。ニューボーンフォトを通して、自分がどんな想いを伝えたいのかというところをきちんと向き合ってほしいと思います。自分の内側から求めているものを、ご自身のニューボーンフォト・スタイルに落とし込み、作品の価値を高めて頂きたい。

まだまだ学びの身の私が語るなんて大変僭越なのですが、昨今の写真業界における、クオリティーを鑑みない安売りマーケットの更なる拡大が危惧される中、情熱のあるフォトグラファーさんと共に、日本におけるニューボーンフォトの価値を高めていきたい、そんな想いに駆られながら開催しています。

今日、6月1日は「写真の日」です。

昨晩、日本を代表する写真評論家のお話を聴く機会がありました。写真は、日本では「真実を写す」と書きますが、本来photographは、ラテン語の語源では「光を描く」という意味です。写真は、真実を写さなければいけないものではなく、油絵や水彩画と同じように光で描くアートとして解釈できるのです。写真という言葉の呪縛から解かれて、もっと自由に描きたいなぁと、そんな想いが込み上げてきました。

最後に、受講された方からとても温かいメッセージをいただき、私の宝物が増えました。シェアさせてください

『この二日間は、夢のようでした。
本当に、本当にありがとうございます。

聡子さんの言葉、赤ちゃんに接する姿。
全てから学ぶものがありました。
ただ今、消化不良ですが。
一つ一つ、丁寧に。
自分のものにしていきたい、していきます。

感謝の気持ちでいっぱいです。

これからも、よろしくお願いします。』

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